私たちの日常には様々な「数」が存在します。時計、カレンダー、住所、誕生日、ひいては「マイナンバー」まで……。そうした数に隠された意味を知ることによって、この世界の謎をひもとこうとする占いが、「数秘術」です。
数学者であったピタゴラスをはじめとして、古今東西の神秘学者たちは、「数」とは何かを数えるための指標であるだけでなく、そこには何らかの「運命の暗号」が秘められていると考えてきました。
例えば、ある事件が起きる時はこの数字がカギになっている、あるいはこの数を持つ人は必ず不幸な事件に見舞われる、など……。
なかでもその人が生まれた瞬間に授かる数である「誕生日」は、特別なものと言えるでしょう。「そのタイミングで生まれてきたあなた」の真実を解き明かす、運命的な情報がつめ込まれているのです。
誕生日の「年」「月」「日」をそれぞれ1桁の数にバラし、足していきます。
2桁になったら、さらにバラし、1桁になるまで続けます。
ただし「11」「22」は特別な数なので、そこでストップします。
例1 1985年12月19日生まれ
1+9+8+5+1+2+1+9=36
「36」を再び1桁にバラすと 3+6=9。
そのため運命数は「9」となります。
例2 1984年6月28日生まれ
1+9+8+4+6+2+8=38
「38」を再び1桁にバラすと 3+8=11。
2桁ですが「11」は特別な数なのでここでストップ。
運命数は「11」となります。